事例・ケースモデル

心の殻にヒビが入った瞬間、それは動き出す

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

【心の殻にヒビが入った瞬間、それは動き出す】

「あの人は酷い人だ!」
それが彼女の言葉。

《セルフパフォーマンスアップトレーナー》
の小池由紀子です。


これは実話です。

「もしその時、その人がいなかったらAちゃんはどうなっていた?」

私のその問いかけと同時に
彼女の
「あの人は酷い人だ!」

の言葉にヒビが入ったのです。
そして同時に彼女の意識が更に広がり、

「あの人も、あの人も、
みんな私が閉じてただけなんだ!」
と気付き始めたのです。

 

Aちゃんが大学生の頃、
お母様がガンに。
そして、いよいよ危ないと帰郷する前日、
彼女の心は不安定で今にも狂いそう。

そんな時に「ずっと側にいる」と言ってくれた男性がいました。

その彼にはAちゃんではなく恋人がいた。
その時のAちゃんはそれを知らなかった。

そして、それを後から知ったAちゃんは、
「あの人は酷い人だ!」
の言葉を創り出し、彼以外の人も撥ね付けたのです。

確かに一方から見ると
恋人がいるのにAちゃんに
「ずっと側にいる」と言うのは酷い事かもしれません。

しかし、
壊れそうなAちゃんの側で「ずっと側にいる」
と言った彼の行動は本当に酷いだけでしょうか?

彼女は
彼が側にいた事で、
無事に翌日、帰郷出来たのです。

「もしその時、その人がいなかったらAちゃんはどうなっていた?」

私の問いかけで、
彼女は思い込みから解き放たれたのです。

その時、彼がした行動は
もしかしたら、その時出来る精一杯の優しさだったのではないでしょうか。

それに気づいたAちゃんは
どんどんと自分の行動を振り返り、
「あっあの人もだ、あの人も・・・悪い事したな」

そうして、自分が閉じていた事に気づきはじめ、
反省をはじめたのです。

その後、自ら本を読み、どんどんと気付きを深め。

実はAちゃんのお父様は
お母様の死により、鬱病に。

それを彼女は一生懸命に自分が何とかしなければと、
そして、誰も助けてくれる人などいないと
”思い込み”を持ちながら、数年過ごしてたのです。

思い込みから解き放たれたAちゃん、
それは8月。

お父様の容態は、初夏まで
Aちゃんが何度も突然帰郷しなければならない程、
酷くなっていました。

しかし、”思い込み”のヒビが入ってから、
お父様の容態も快方に向っていったのです。

Aちゃんの”思い込み”にヒビが入ったことで、
みんなを、疑い、責めていた彼女はどこかにいき、
それと一緒にみんなの幸せを運んでくれたのです。

たった1つの”思い込み”のヒビ。

しかし、ヒビが入ったら後は勝手に動き出すのです。

あなたは、あなたの望みを止めている
“思い込み” 知っていますか?

人は時にひとりで変わる、気づく事は難しい。
だから、気付かせてくれる人を探せばいいのです。

自分1人で出来ない事は、
誰かとやればいい、
出来るを創り出すのは他の誰かとでもいいのです。

自分が幸せになる方法に限界はありません。

Fin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください